旧車カタログ宅配専門店「カタログCASH」の大池です。
外車の中でも特に贅沢な超高級車「ロールスロイス」。
今回は、その「ロールスロイス」のカタログを6冊800円にて買取させていただきました!
高級車だけに、カタログの装丁もしっかりとしたもので今回のご依頼品は美品でしたので査定額は上記の通りとなりました。
ロールスロイスのカタログに限らず、ほとんどのカタログに言えることですが、ご依頼品の状態はかなり重要な要素の一つです。
査定額がさがってしまうところ、ご依頼の際に査定額を上げるポイント
経年の状態についてはカタログCASHは古いカタログを主に取り扱っていますので、大幅に下がることはございません。下がってしまうポイントは、「キズ」「ページ欠損」「書き込み」「著しい汚れ」などです。
「キズ」
色々なタイプがございますが、切り傷、パンチ穴、破れなどがあげられます。
「ページ欠損」
文字通りページが破れて欠損していたり、切り取られてしまっている状態です。
「書込み」
表紙や中に所有されていた方がボールペンなどでメモや線引きなどされている状態です。
「著しい汚れ」
表紙など本体にインクや湿気によるシミなど、大きく汚れてしまっている状態です。
以上の状態のものは市場価格も5割~7割落ちてしまうため、査定額にも大きく影響してしまします。
査定額アップのポイント
ご依頼品の状態が悪くならない程度に、アルコールウェットティッシュなどで軽く汚れをふき取ったり、ご依頼の前にご自身でソートしコレクションとして評価できるようまとめてご依頼いただくと査定額も比較的上がりやすくなります。
少しお手間を取らせてしまいますが、ご依頼品の一番いい状態での査定額となりますので、その一手間は非常に大切です。
売却をお考えの方は参考にしていただけましたら幸いです。
最後に、「ロールスロイス」について
ロールスロイスは、フレデリック・ヘンリー・ロイスと、チャールズ・スチュアート・ロールズが設立した自動車企業です。
レデリック・ヘンリー・ロイスは昔、貧しい暮らしをしていましたが、会社を経営して成功します。その後、電気部品の分野に飽きてしまい、方向転換して車の開発に携わるようになります。
一方でチャールズ・スチュアート・ロールズは、裕福な貴族階級でした。ケンブリッジ大学の在学中にすでに車を購入し、レースに参加しながらも輸入車販売をしていました。
それでは、2人の有力な人物がタッグを組んで誕生した、ロールスロイスの歴史や特徴です。
チャールズ・スチュアート・ロールズとフレデリック・ヘンリー・ロイスの出会いは…?
チャールズ・スチュアート・ロールズが資金の提供者を募っていたところ、フレデリック・ヘンリー・ロイスを紹介され、2人はランチをしますが、その時意気投合して仲良くなります。
1903年:フレデリック・ヘンリー・ロイスはロールス・ロイスのエンジンを作ります。
1904年:ロールス・ロイスを創立
同年、ニューヨークで3台のロールス・ロイスを発表!
瞬く間に話題となり、人気を獲得しました。
その後もフレデリック・ヘンリー・ロイスが設計と開発を担当し、チャールズ・スチュアート・ロールズが販売するという、素晴らしい分担で車を生産していきます。
ロールス・ロイスという会社を立ち上げたのは2人ですが、実質的にはフレデリック・ヘンリー・ロイスがロールス・ロイスを生み出し、作っていたことになります。
その後、ロールス・ロイスは世界的にも有名になっていきました。
ロールス・ロイスの初モデル「10HP」
1904年に完成したロールス・ロイスの処女作は、「10HP」です。
一般的な設計で、極めて安定性と実用性のある走りを見せました。
機能性はあくまでシンプルでしたが、バッテリーとトレンブラー高圧コイルを合体させた点火システムや、ガバナー付きの緻密なキャブレターによってエンジン回転の調整がしやすくなりました。
ちなみに、ロールスロイス伝統は静粛性を追求したもののため、幽霊のように静かという意味をこめて最近の車種名には「ゴースト」や「レイス」「ファントム」などがつけられているそうですね。
外車・輸入車のカタログ買取なら「カタログCASH」へ
カタログCASHでは旧車を中心とした自動車やバイクのカタログを専門的に買取いたしております。
また、外車や2000年以降の新しいカタログにつきましても買取対応いたしておりますので、是非ご相談ください。