旧車カタログ宅配買取 ホンダ S500 AS280型

旧車カタログ買取専門店「カタログCASH」の大池です。

さて、今回も1960年代の自動車カタログをご紹介させていただきたいと思います。

ホンダ S500 AS280型

今回は1冊1200円と評価させていただきました!

S500について

ホンダ S500は1962年10月、全日本自動車ショーにS360(弟分)と共に出店されました。
S360は残念ながら市販されることなくフェードアウトしましたが、S500については1963年10月、普通4輪乗用車として販売されました。

2輪車開発での技術を生かして、高回転高出力エンジンやオリジナルのシステムを採用し、国内問わず海外からも注目されました。

S500はやや変わったデビューでした。排気量が少なく、高速回転のエンジンによって低速トルクが細いところがデメリットでした。

この欠点を解決するべく、1964年には排気量を拡大したS600に変更します。
生産期間はわずか半年足らずで、生産台数は500台で記録がストップします。

●ホンダ S500の特徴

ホンダ S500のスタイリングや基本構造は、定番スタイルといってもいいでしょう。
スプリジェットなどイギリス製オープンスポーツカーを見本にしながら、車内デザインによってまとめて造りました

奇抜なところはないですが、オーソドックスで正統派なスタイリングでした。

・ボディサイズ…全長3,300mm×全幅1,430mm×全高1,200mm

車両の重量は675キロで、ボディサイズの割には重いです。
ホイールベースは2000ミリです。

当時の軽自動車よりはひと回り大きく、スプリジェットよりは小ぶりです。

車体の基本構造は、同じ時代国産スポーツカーを象徴した「ダットサン・フェアレディ」と同じで、ラダーフレームと銅板ボディを組み合わせたものです。

世界的にもモノコックボディが流行っていた当時としては、ちょっぴりオールドスタイルでした。

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