旧車カタログ宅配買取専門店「カタログCASH」の大池です。
今回は、前回に引き続き1950年代~1960年代の旧車カタログをご紹介したいと思います。
富士重工業 ラビットのカタログ 6点 買取額2500円
こちらも、古いもののため経年感がありますが、ご依頼者様が丁寧に保管されておりましたので比較的良い状態でしたので上記の査定額とさせていただきました。
ラビットについて
富士重工業 ラビットは、富士重工業が製造、販売していたスクーターオートバイです。
正式名称はスクーターはつかず「ラビット」だけですが、一般的には「ラビットスクーター」という名で親しまれています。
ラビットの知名度は高く、ラビットといったらスクーターを意味する代名詞のようなもの。
富士重工業は1946年に製造を始め、第二次世界対戦終了直後に入手した、米国のパウエル式スクーターを見本として、ラビットを生み出しました。
国内の経済性や道路事情も考慮して開発されています。
一部のモデルは海外に輸出されたものの、フタを開けてみれば売れ行きはそんなに伸びず、1968年の6月で終わってしまいます…。
○ラビットの特徴
ラビットは独特のセミトリップスタイルに、特許の惰性クラッチ付きのプラネタリギヤ式
2速ミッションなのが魅力的。
地方の山岳地帯でも実用性は高まりました。
大きくて華やかなスクーターの需要が高い一方で、軽量で使いやすく、手頃なスクーターを求める声も多かったため、ラビットは時代のニーズに適合していました。
○ラビットスカーレットS-102
1061年から発売されたモデルです。
当時鉄タイプが主流だったボディ外装を、硬い質にポリエチレンにしたのが特徴です。65キロの重量の車体を実現させたのです。50ccの空冷2ストロークピストンバルブ単気筒です。
○ラビットスーパーフローS-601
1959年に発売されました。ラビットS-101がグレードアップして進化したモデルです。
ラビットS-101の外観は受け継いだものの、実際は力強い199cc空冷2ストローク単気筒エンジンと、新設計片持ユニットスイングを搭載しています。
○ラビットS-101
1957年に発売されました。
シリーズ初、オイルダンパーを採用したモデルです。246cc空冷4ストロークサイドバルブ単気筒です。
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