旧車カタログ買取専門店「カタログCASH」の大池です。
今回は買取させていただきました中より、1960年頃のオートバイのカタログを一部ご紹介いたします。
ホンダスーパーカブ号
価格表など含む4点セット
経年に対して比較的良好でしたが、たたみ跡・折れなどが強くあったため、買取金額 3000円とさせていただきました。
カブについて
カブは本田技研工業が製造している人気の自転車補助モーターです。
1958年から生産が始まった、セミスクーター型モペッドのC100型以降のシリーズ名・スーパーカブの略称でもあります。
1952年3月に試作品が完成し、1952年5月から発売されました。
●「カブ」の名前の由来は?
英語でcubは熊などの子供を表しています。排気量が少ないながらも力強いことを示しています。
●スーパーカブ
1958年のC100から始まったシリーズが「スーパーカブ」です。
世界最多のオートバイであり、輸送用機器でもあります。
優れた性能により、これまで日本市場にあった同一クラスの小型オートバイだけでなく、簡易的な補助エンジン自転車と、トップレベルのスクーターとの双方を一挙に圧倒しました!
2010年代に入るまで基本設計の多くが受け継がれ、国内外問わずに多量に生産され、大成功を収めます。
2011年には小型二輪車の生活拠点海外移管を計画したため、2012年のモデルチェンジで日本国内の生産が終了となります。
しかしアベノミクス効果により、円安を受けて方向転換!
2017年には再び全てのモデルが、熊本県にあるホンダで継続的に生産されるようになりました。
小排気量のオートバイの分類の中ではイタリアのピアッジオ社が作るスーパーカブシリーズの累計生産台数が、2017年10月時点で1億台に達しています。
輸送用機器の1シリーズとして世界最多の生産台数、販売台数をマークしています。
さらに同年5月には、エンブレムや車名を表記しない状態で車体の形状が造られました。
経済性も耐久性も良く、発売が開始されてから50年以上がたつ今でも多くの設計を引き継ぎ、改良を続けながら生産が続いています。
自動車・オートバイのカタログ買取ならカタログCASHへ!
当店では自動車・オートバイの旧車を中心とした資料全般を買取いたしております。
最近では1980年代~1990年代のカタログもしっかりと評価できるケースも多いですので、捨ててしまう前に是非当店へご相談くださいませ。
意外なカタログが非常に高い評価のもの、なんてこともございます。
また、他のブログ記事の方でも買取依頼の内容などアップいたしておりますので参考にしていただけましたら幸いです。